まぁ、こんなもんでしょうか。
確かにこの通りにつくればうまくできるはずです。
しかし、なぜか失敗するんです!
では、なぜでしょうか?
原因は、先ほどもいいましたが、
1.卵を十分に泡立てること。
2.小麦粉を入れてから、混ぜ過ぎない。
これが、出来てないからなんです。
では、どこをどう改善すればいいのでしょうか。
まず、分量についてですが、きちんと計ることに越したことはありませんが、砂糖や小麦粉は、多少5gぐらい違っても大丈夫です。(10gでもOKかも)
いろんなレシピを見てみると、分量って結構違っているんですよ。
だから、あまり神経質にならずに、計ってくださいね。
じゃないと、分量を計るだけで疲れちゃいますよ。(笑)
それでは、先ほどのケーキのつくり方を細かく説明していきましょう!
まず、「1.の卵黄と卵白を分けます。」から説明していきます。
これは、ただ普通に卵黄と卵白に分けるのではなく、卵黄と卵白を分けたあとの卵の殻をよく見てください。
卵の殻のそこの部分に、まだ透明の卵白が少し残っていませんか?
実は、この部分は粘り気のある卵白なので、そのまま捨てずに必ず指でキレイにとって、これを必ず入れてください。
これだけで、少し泡立ちがよくなります!
「2.小麦粉をふるいにかけます。」これは、その通りにふるいにかけてください。
できれば、3回かけるといいですね。
これは、余談ですが、小麦粉ふるいには、一度に3度ふるいにかけてくれるものもありますよ。
「3.卵黄に分量の砂糖の1/3を加え、白っぽくなるまで混ぜ合わせます。」は、この砂糖も
上白糖をつかう場合には、ふるいにかけておきましょう。
そして、卵黄に砂糖を加えたら、すぐに泡立て器で混ぜてください。
卵黄に砂糖を加えて、そのままおいておくと、卵が固まってつぶつぶができるから注意してくださいね。
卵黄に砂糖を加えたら、泡立て器ではじめはすり合わせるように混ぜはじめて、卵黄に砂糖がなじんだら、泡立てるようによく混ぜましょう。
卵黄が泡立ってくると、重くなってきますが、がんばって混ぜてくださいね。
卵黄が、もったりと白くなり、泡立て器を持ち上げると、スジが残るぐらいまで泡立ててくださいね。
「4.卵白に残りの砂糖を少しずつ加え、十分に泡立てます。」ここが一番重要です!
まず、泡立てる前に小さじ1杯ぐらいの砂糖を加え、泡立て器で混ぜてから、勢いよく泡立てます。
この作業は結構大変なので、ハンドミキサーをつかうといいでしょう。
そうそう、卵白を泡立てるときの注意ですが、なるべく金属のボールはつかわないほうがいいですよ。
なぜかと言うと、泡立て器が金属でボールも金属だと、金属同士が擦れ合って色がつく場合があるんです。
そうすると、ねずみ色の卵白になるんです。
これって、気持ち悪いですよね。
だから、できるだけボールは金属以外のものをつかってくださいね。
話がそれましたが、全体が真っ白になったら、残りの砂糖の半分を加えて、さらに泡立ててください。
さて、卵白を「十分に泡立てる」とありますが、これってどんな状態なのでしょうか?
卵白を泡立てると、8割ぐらい泡だったところでも、十分に泡立っているように思えてしまうし、難しいですよね。
では、こんな目安はいかがでしょうか。
「ボールを逆さまにして、頭にかぶれるぐらいに、泡立ててください!」
これなら、わかりますよね。(笑)
十分に泡立った卵白なら、逆さまにしても落ちません。
だから、頭にかぶれるんです。
でも、本当にかぶっちゃダメですよ。(笑)
このぐらいしっかりと泡立てておくと、70%は成功したも同然です!
ここまで泡立ったら、残りの砂糖を全部加えて、またよく泡立てます。
すると、表面がピカッと光って艶が出てきます。
ちょうどオーロラのような感じなので、このような状態をオーロラ状になるって言ってます。
こうなれば、卵白は完了です。
「5.4に3を加え、軽く混ぜてから小麦粉を一気に加えます。」の部分を説明します。
十分に泡立った卵白を、先ほど泡立てた卵黄に、泡立て器で一すくい入れます。
泡立て器で、全体に混ぜ合わせたらそれを卵白の中に、全部入れてください。
入れたら泡立て器でよく泡立てるように混ぜてください。
完全に混ざらなくていいので、ほぼ混ざったら、小麦粉を一気に泡立てた卵の中に入れてください。
「6.泡をつぶさないように、ゴムベラで切るように混ぜます。」とありますが、本当に包丁で切るようにしてはいけません。
包丁で切るような混ぜ方をすると、いつまで経っても混ざらないので、「結局混ぜ過ぎ=オーブンから出すとぺっちゃんこ」になっちゃいます。
では、どんな風に混ぜればいいのでしょうか?
ゴムベラを包丁の様に切って混ぜるのではなく、ゴムの面をつかって、ゴムの面を手前に寄せるように2回混ぜ、
それから、ボールの底をひっくり返します。これを繰り返して混ぜるんです。このときに、ボールも回しながら混ぜてください。
そうすることによって、全体が早く混ざります。
混ぜる動作は、できるだけ大きく大胆に動かすこと。
細かく動かせば動かすほど、混ぜる回数が多くなるので、どうしても粘りが出てしまうからなのです。
粘りがでる=混ぜすぎ ですから注意してくださいね。
全体にきれいに混ざればOKです。
きれいに混ざったら、それ以上混ぜないこと。
「7.8割ほど混ざったら、バターを加え、手早く混ぜ合わせます。」とありますが、はじめてケーキを焼くときには入れないほうがいいでしょう。
バターを入れるとしっとりとして、おいしくなるんですが、バターは油分なので卵の泡をつぶしてしまうんです。
だから、ただでさえ混ぜるときに泡がつぶれるのに、さらに泡をつぶすものを入れなくてもいいと思います。
バターを入れなくても、十分おいしくできるので心配ありませんよ!
それでは、最後の「8.180度のオーブンで、20分ほど焼きます。」の説明をします。
オーブンは前もって180度に暖めておきます。
ケーキ型はあらかじめ、生地をつくる前に型紙を敷いておきましょう。
これは、ケーキ型にバターを塗って、小麦粉をはたいておけば敷かなくてもいいのですが、
一回り大きな型紙を敷いて置くと、後片付けがすごく楽になるんです。
どのぐらい大きな型紙を敷くかというと、18cmの型なら21cm用のケーキの型紙を敷けばOKです。
一回り大きい紙なので当然、底の部分の紙はあまりが出ますが、これを折り返しておくことで型を汚さずに済むんです。
型紙の敷き方は、まずはじめに周りの部分の紙を入れてから、底紙を入れて、底紙の余った部分で周りの紙を押さえるようにして紙を敷きます。
文章ばかりなので、わかりにくいかもしれませんが、わかりましたか?
できた生地を型に流し込み、2、3度 底の部分をたたき、空気を出しておきます。
オーブンのふたを開けて、すばやく中に入れ、ふたをします。
オーブンのふたを長いこと開けていると、温度が下がり、うまく焼けないのですばやく入れましょう。
あとは、時間を計って焼くだけです。
焼けたかどうかは、竹串をさしてみて、何もついてこなければOKです。
もし、まだつくようならあと5分ぐらい、焼いてみてください。
そして、焼けたらすぐに型からはずすこと。
型からはずしたら、型紙もはずしてケーキクーラーに乗せて冷まします。
簡単でしょ!(笑)
もしあなたが、ケーキクーラーを持っていないのなら、魚を焼く網でもいいのでそれをケーキ専用に買っておけば便利です。
いまなら、100円均一のお店に行けばだいたいおいてあるので、ひとつお菓子用に持っていれば便利ですよ。